2015/04/06

花桃






















桜の花は終盤を迎えていますが、桃畑は真っ盛り。

先日、ハナモモを保存のために植えているという花桃園へ行く機会がありました。

花桃は江戸時代に盛んに育てられたものの、明治以降にはあまり育種されず、絶滅の危機に瀕している種類もあり、それらを農林水産省果樹試験場が保存しているそうです。

園主が趣味で収集した花桃に加えて、試験場から保存のために提供してもらったという品種を合わせて、現在は75品種約500本が植えられているということ。

日本で産出された品種の他、園主が中国から導入したという珍しい品種も植えられており、園主の解説を聞きながら園内を巡ります。





















枝垂れた枝先にだけ花がつく、面白い咲き方の枝垂れ桃。























"SWATOW" スワトウ という品種は米国経由で日本に入って来たため、品種名が英語表記なのだとか。

ボトルブラシのような形に枝にビッシリ咲いている。





















 "源平桃”は赤白が入り乱れて咲く。

源氏が白旗、平家が赤旗を掲げて戦った事からの命名。























桃畑の散策が終わると、花桃のジャムやコンポート、パウンドケーキと
中国茶をいただけます。

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まるきた花桃園
山梨県笛吹市一宮町下矢作399-1
tel 0553-47-2667

http://www.marukita-hanamomoen.jp/

入園料:800円 (小学生以下400円)
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