2010/01/24

「ワインとチーズのマリアージュ」参加しました












勝沼にあるグレイスワインのショップのホールで催されたイベントに参加しました。


「ワインとチーズのマリアージュ 〜山梨の郷土とチーズを味わう〜」
ワインはグレイスワインの三澤彩奈さん、チーズはフェルミエの犬田ゆりさんが講師。

5種類のチーズに合わせた白4種類、赤1種類、マデラワイン1種類とのマリアージュを体験。
最後にはグリュイエールチーズの入った、山梨の郷土食、ほうとうをいただきました。













ほうとうにはメルロの皮と一緒に漬けたタクアンが添えられました。
おみやげには、メルロのポプリ、白ワインとゆずのジャムまでいただいて、参加費3500円では足が出ていたのでは…。


企画してくださったお二人のホスピタリティの感じられた会でした。


いただいたチーズとワインについて




会は、まず5種類のチーズとワインのマリアージュを体験する事から始まりました。


画像のチーズ、お皿のひまわりの絵のすぐ左の小さな白い三角のチーズから、時計回りに…
●プチ プレジール(ソフトタイプ)にグレイス甲州 茅ヶ岳2008
日本のチーズとワインの組あわせ。共働学舎新得農場のチーズがなめらかで素晴らしく美味しく、クセのない味わいが甲州に良く合いました。


●シャビシュー デュ ポワトゥにグレイス甲州 鳥居平畑2008
フランスのポワトゥー シャラントで作られたヤギのチーズ。
犬田さんのすすめてくださるヤギのチーズはいつもすばらしくおいしいが、今回もフレッシュでキメ細やかな滑らかで、ヤギの独特な香りはホンノリ。
甲州と合わせた時に、生臭くなるような事はなく、鳥居平のトロピカルフルーツのような香りとよく合いました。


●マンステールにグレイス ケルナー2006とケルナー レイトハーベスト2008
フランスのアルザスで作られたウォッシュタイプのチーズ。
ウォッシュタイプは臭い、というイメージですが、これはそれほど強烈ではなく、トロリとして濃厚な味が華やかな香りのケルナーに合うのでした。
甘味の強いレイトハーベスト2008とケルナー2006と両方を試し、好みをリサーチしたところ、甘い方が若干多いようでした。
私は、甘くない方が好みでした。













●プティ アグールにグレイス メルロ2007
きくらげのような形状は、ジロールという道具を使ってフリルのようにスライスしたもので、ふちにはメルロのポプリの粉をまぶしてあります。
フランス、バスク地方の羊のミルクのチーズ。初めて食べた羊のチーズでしたが、濃厚でにおいにクセもなく、食べ易かった。
脂肪分の高い羊のチーズの後味をタンニンが引き締めてくれる、という組み合わせでした。


●ブルー・スティルトンに周五郎のヴァン
英国のブルーチーズに、作家、山本周五郎が愛飲したというマデラワイン…塩味の効いたブルーチーズに、甘口ワインは有名な組みあわせだそうで、今回初めていただきましたが、定番といわれるのが良くわかる最高に良く合う組み合わせでした。


最後のチーズ、ペースト状の物は、スティルトンをマデラワインで練り、20日間ほどおいたもの。
英国ではこのような食べ方があり、今回体験させていただきました。


これらの試食+試飲の後に、いよいよチーズ入りのほうとうが供されます。


ワインを置いたシートをめくると、下から春の野の草のプリントされた下敷きが出て来るという、女性らしい細やかな演出。


ほうとうは、地元のお母さん達のてづくりで、麺は少し細めに仕上げてあり、味もやさしい味に仕上がっていました。


最後にグリュイエールチーズを投入するとのこと、濃厚でチーズにとても合いました。


みそ漬けにしたモッツアレラチーズを油揚げに包んで一緒に煮込んであり、これが甲州に良く合いました。




ホットワインはポットに入れてあり、自由におかわり、
赤ワイン+レモン+シナモン+砂糖+ココア…というレシピで、分量は好みで決めて行けばokということ。


参加者全員、満腹かつ良い気分になったところでお土産をいただいて、ほくほくと帰途につきました。


三澤彩奈さん、犬田ゆりさんの熱くてあたたかい気持ちのこもったイベントで、ぜひまた参加させていただきたいなと思います。



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